【調査レポート】介護士のトラブルで最も多いのは利用者とのトラブル!「利用者が夜間に暴れて暴力を受けた」という声も

【調査レポート】介護士のトラブルで最も多いのは利用者とのトラブル!「利用者が夜間に暴れて暴力を受けた」という声も

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〜介護士の仕事でのトラブル調査:利用者と向き合うことの困難さ〜

株式会社SOKKIN(本社:東京都新宿区新宿2-8-3 AOIHOUSE SHINJUKUビル9階、代表取締役社長:本間 亮平)は、介護士向け転職エージェント比較サイトを運営しており、介護士の転職支援を行っています。介護士は職場の同僚のみならず、利用者やその家族と接する機会が多いです。実際どのようなトラブルが起こっているのか、介護士の仕事におけるトラブルについて調査を実施しました。調査結果によると、特に印象的だったトラブルの種類は「利用者とのトラブル」が最も多く4割に上り、その時期は「就職してから2・3年目」が一番多い結果となりました。

調査の背景

介護士は職場の同僚のみならず、利用者やその家族と接する機会が多いです。転職エージェント比較サイトを運営していく中で、人間関係のトラブルが原因となり転職を考えるケースが多いと耳にしました。そのため、介護士は具体的にどのようなトラブルに多く直面しているのかを調査をしました。

2023年6月にインターネット調査で実施したアンケートの回答結果をもとに、「特に印象的だったトラブルの種類」、「特に印象的だったトラブルは就職してから何年目に起こったか」、「現在介護士何年目か」などをお伝えします。

調査結果

利用者とトラブルになったケースが最も多い

「特に印象的だったトラブルの種類について教えてください」という問いに対して、「利用者とのトラブル」を挙げた介護士が最も多く、40%を占めました。次いで、「利用者の家族とのトラブル」が25%と、利用者に関係したトラブルがおこりやすいことがわかりました。

印象的なトラブルは若手の時に起こる傾向

「特に印象的だったトラブルは就職してから何年目に起こりましたか?」という問いに対して、「就職してから2・3年目」が一番多く全体の40%を占めました。次いで「1年目」が35%と、若手の時に印象的なトラブルが起こる傾向があることがわかりました。

認知症患者とのトラブルが多い

「特に印象的だったトラブルの具体的エピソードについて教えてください」という問いに対して、「認知症の症状のある方から泥棒扱いされた」「認知症の男性利用者が虚偽の110番通報をし、警察沙汰になった」など認知症患者とのトラブルが多く見られました。

利用者の家族とのトラブルでは、話の内容が適切に伝わらなかったために、勘違いをした利用者の家族とトラブルになるケースが見られました。

利用者の家族とのトラブル

・利用者が暴力を振るうため、家族に相談したが、家族も暴力をわかっていながら「介護のプロだから」と問題ないことにされた。

・利用者の家族から、「尿取りパット・オムツの使用はコストがかかるからやめてくれ」と言われた。利用者の体調を説明したり、介護記録を提示したりして使用を納得してもらった。

・下ネタが問題視されていた男性利用者。奥さんに「それ系の報告はいらない」と言われていたのに、いざ大事になったら「どうして言ってくれなかったの」と怒られた。

・軽度の認知症のある利用者が他の利用者とトラブルになった際、家族にその話がうまく伝わっておらず、こちら側に非があるとされた。

利用者とのトラブル

・排泄ケアの時に丁寧に声掛けして介護にあたったが、自分が男性という事で恐怖したのか虐待されたと管理者に報告された。

・自分が夜勤を担当している時に、認知症の男性利用者が「介護士に殺される」と虚偽の110番通報をし、警察沙汰になった。

・お酒を飲めない利用者が、「お酒が飲みたい」と言って暴れ出した。

・介護施設で酒を飲むタバコを吸うなど、身勝手に行動される利用者が、包丁を振り回して投げた。けが人はいなかったが、事件になるところだった。

・女性の利用者だったが、男性職員に対して股間を触ろうとしたり卑猥な発言をしたりする利用者がいた。男性職員は何人かされていたが、特に新しく入って来た職員に対して面白がってしていた。

・利用者同士で介護してほしい介護士の取り合いがおき、トラブルに発展した。

・利用者が許可を取り外泊に出たが、予定されていた日程で帰って来ず、実は施設から逃げようとしていた。

・利用者が夜間に暴れて、当時夜勤担当だった自分が暴力を受けた。

・利用者のセクハラ。私はお気に入りとなってしまったようで、出勤日は常についてくる感じだった。幸い同僚たちが守ってくれたので大きな被害はなかった。

・利用者が便失禁をしたため、入浴への誘導をし介助を行っている最中に、精神的に不安定だったためか利用者様から便が付着した下着を投げつけられた。

同僚とのトラブル

・悪口をノートに書かれた。

・勤務歴、福祉歴の長い職員に、トラブルが起きた際は私が勝手にやったことにされた。

上司とのトラブル

・レクレーションの時間に担当を私に押し付け、手が空いていたにも関わらず一切手伝わず、奥に引っ込んで雑談をされ見て見ぬふりをされた。

・私のことが気に入らなかったのか周りの同僚と比べて私だけあからさまにキツイ態度を取られていた。

・退職することを上司に伝えたら、気入らなかったのか有給消化についての話し合いなくシフトを作成された。

・休憩を1時間取る決まりがあるにも関わらず、休憩がほとんど無い上に、1時間休憩とった事になっていたので、上司に違法だと言い、そのまま退職した。

その他

・夜勤中とある部屋に入ると暗闇の居室の真ん中で正座をして両手を合わせながらお経を小声で唱えている認知症の方がいて、幽霊かとびっくりしたことがあった。

回答者で一番多かったのは11年以上勤務のベテラン介護士

介護士何年目ですか?という問いに対して、「11年目以上」という人が最も多く全体の35%(14人)を占めました。次いで「6〜10年目」が23%(9人)となっています。

今回の調査を通じて

4割の介護士が最も印象に残ったトラブルは、「利用者とのトラブル」と回答しました。利用者とのトラブルでは、介護中に虐待されたと報告される事案や、セクハラ行為をされるなど利用者とのコミュニケーションや行動面でのトラブルが発生していました。

株式会社SOKKINでは、今後も介護士の皆さんがより良い職場環境で働けることを願いながら、現場の声にしっかりと耳を傾け、更なるサービス向上に努めてまいります。

調査の詳細

「【体験募集】介護士経験のある方への簡単アンケート」
介護士の仕事におけるトラブルについて調査する。

・調査期間:2023年5月31日〜2023年6月14日
・調査方法:ランサーズ株式会社のパネル利用によるインターネット調査。
・対象者:介護士経験のある方
・回収サンプル数:40票

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会社概要

会社名:株式会社SOKKIN
設立日:2021年4月7日
代表者名:本間 亮平
所在地:東京都新宿区新宿2-8-3 AOIHOUSE SHINJUKUビル9階
会社HP:https://sokkin.me

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